いつもこの手のネタ記事を見て思うことは政治家はいつから聖人君子じゃなきゃダメになったのか?
そもそも過去を振り返って、
そのような清らかな聖人君子の政治家なんかいた時期があったのか?

この手の記事をけしからんと目を吊り上げながら書いているゴシップ雑誌の記者の思考は、了見が狭くて正義感だけは強いPTAのオバサン的発想です。
その正義の定義は偏狭な自分の価値観。

まるでアメリカの正義と一緒です。(笑)

(私が感じる)「いかがわしい」ことはダメで人間は清く、正しく生きるべきだ、と他人に強制する発想の裏側にあるのは「私は立派なマスメディアで世論をリードしている特権階級」という、分は偉い、判断は正しい、それに反するものは悪だ、的な意識が見え隠れしているようでなりません。

私は政治に対して批判することはありますが、プライベートな時間や男女関係に対して目を吊り上げることはしません。
何故ならそれは有権者国民の生命、財産、安全な社会生活を守るために行うという街宣活動の目的の土台から外れるもので国民生活に全く影響がないからです。

その影響のない政治家の男女関係を叩くのはその政治批評の定義の土台を全く理解していない、もしくは幼稚な嫌がらせ、鬱憤晴らし程度の低俗な輩なのでしょう。

そもそも性に対するし好の幅も人それぞれ幅があります。
週刊誌記者や報道関係者もパートナーぐらいはいらっしゃるでしょうしセックスぐらいはしているでしょう。

まさか生殖目的以外の性行為はしていないと言い出すのでしょうか?

自分らは好き放題楽しんでおいて人が楽しんでいることは許せないというのは子供じみた話であります。

それとも、パートナーに愛想をつかされ、行為自体やりたくてもできずお預け状態なので他人が楽しんでいる姿を見て逆上しているのでしょうか?
これも幼児のワガママと言うものです。

違法行為に触れない性行為がいつから「いかがわしい」行為になったか存じませんが、スキャンダル記事が晒された事よりも、この手のネタが世間に晒された時の議員のセンセイの姿が情けなくみっともない。

今回のことが経費を使ってのことか自費を使ってのことか記事からは分かりませんが、法に触れずに自費で楽しんだのなら何ら問題ないはずで堂々として入れはいいだけの話です。

それを毎度おなじみの光景で該当議員センセイは下手な反省と薄っぺらい謝罪を行う。
どう見ても逆効果ですよ(笑)

法に触れず、自費で行ったのなら
「いや~、朝まで楽しんで最高に気持ちよかったですよ~」
「一生懸命楽しませてくれた女の子に感謝します

と記者に言ってやればいいだけ。

記者はここまで言われたらこれ以上追及できんだろうに・・・

そのうえで記者に対し
「お前らはセックスしたことないのか!?」
と言ってやればいい。
そんなマスコミに媚びない気骨ある政治家を強く望む今日この頃です。

原因の根元は政治家自身が聖人君子だと思っていて、マスコミからそう見てもらいたい症候群にあります。

そこをマスコミに食い物にされてくだらない問題で政界が停滞し、無駄な再選挙などで時間や金が浪費され、重要案件が放置される。
そのとばっちりが国民に降りかかる。
これが毎度の流れです。
この問題を扱うほうが逆に有権者国民の生命、財産、安全な社会生活を守るという政治の目的が阻害され、国民生活に悪影響しか及びません。
それをマスコミは分かってやっているのでしたら悪質です。

議員センセイ、議員は偉くもなんともないですからね!
ましてや聖人君子ではない。
日本の主権者、有権者は国民で議員はその国民に雇われた期限付き契約社員に過ぎないですからそこを勘違いしないでいただきたい。

参照記事天理市長、出張中にデリヘル利用

http://jp.reuters.com/article/idJP2017083101001334

奈良県天理市の並河健市長(38)が公務で東京都に出張中、宿泊先のホテルでデリバリーヘルス(派遣型風俗店)を利用していたことが31日、分かった。
今週発売の週刊誌で報じられたことを受けて記者会見し「道徳的に適切とは言えず、市民や職員、家族の信頼を傷つけた。深く反省している」と記事内容をおおむね認め、謝罪した。

 並河市長によると、今年の2月と6月の2回、国への予算要望などで上京した際、デリヘル店の女性を呼んで性的サービスを受けた。
「定められたサービスの範囲であり、違法行為はなかった」として、記事で性交渉を行ったとされる部分は否定した。

 市長は元外務省職員。