マイナンバー制度というものが日本社会で導入されます。
しかし私たちはこの制度の仕組みどれだけの人がご存知でしょうか?

1.マイナンバーってそもそも何なの?

社会保障税番号制度であるこのマイナンバーは、1人1つ生涯変わらない番号を持つことを指す。
つまり、国民一人ずつが、それぞれ自分専用の番号を持つ日本での国民総背番号制とも言うべき制度です。

2.他にこんな制度の国はあるの?

アメリカ、カナダ「社会保障番号」
(よくアメリカ映画で自身の番号を言うシーンがありますのでご存知の方も多いと思いますが)
イギリスでは「国民保険番号」
イタリアでは「税務番号」
スウェーデン、ノルウェー「個人識別番号」
という名称で導入されています。

3.なんで行うの?

現在の日本は「年金」「健康保険」「パスポート」「税金」「運転免許」「住民票」、その他の全ての番号はそれぞれの管轄機関でバラバラに管理されています。
「縦割り行政」の弊害で今までの管理方法では情報の連携が全くと言って良いほど無かったわけです。
ですからひとつの情報の更新や変更を行ってもその他の情報も連動反映されず、情報の間違いや漏洩が起こりやすかったのも事実です。

また、それぞれの機関が情報管理をしていましたのでそれだけコストや労力が無駄にかかっていたいたという事にもなります。

今回この問題を解決すべく、これらの個人情報を「マイナンバー」という個人一人ひとりを認識する番号で繋げて、情報を一括管理するのが目的だそうです。

さて、行う側の言い分はこれで分かりました。
しかし、ネット上で心配されているデメリットはどうなのでしょうか?

4.マイナンバーのメリットやデメリット

メリットは?

・引越しなど、ライフスタイルの変化で変更しなければならない書類の手続きが、簡単になる
・収入と税金の情報がリンクされますから、給付や課税の二重加算といった間違いもなくなる
・所得隠しや氏名変更によるごまかしなどが不可能となり、脱税や不正受給が減る
・今までは後日、個人の申請によって返還を受ける事が出来ていた高額の医療費や介護費ですが、これらを立て替える必要が無くなる
(マイナンバー制度によって個人の所得が把握出来るから)
・年金の記録問題などを始めとして、その他にも、確定申告の際に、国民健康保険の控除証明書なども不要になる
・こういったお金の面以外でも例えば災害時などに 医療を必要としたり、支援を必要とするお年寄りや病人などを、迅速に把握出来る

デメリットは?

・マイナンバー導入に伴う初期費用が膨大
(3000億円とも言われています。私としては震災や復興支援に充てるべきでは?と思います)
・セキュリティーの問題。
 一箇所からの情報漏れで、その人の全ての情報が流れてしまう。
・プライバシーの問題、国やその情報を取り扱う人に、貯金額や病歴など、自分の全てが分かってしまう
・マイナンバーを使った新たな犯罪が発生する可能性がある
・最近では契約詐欺のNHKの受信料義務化を促進する動きもあり、舞ナンバー制度を受信料をむしり取ることに悪用しようとする動きもある

一番心配されているのはセキュリティーとプライバシーの点ではないでしょうか?

取り扱う側(政治家役人)が清廉潔白とは限らず、国民に対し牙をむくことも考慮して内容を厳しく監視しなくてはなりません。
(民主党の様な国民生活をぶち壊す勢力が私たちの情報を握ってしまう事も起こりうる話です)

マイナンバーが導入された1月以降は、各市町村などの自治体で、マイナンバーの記載された「個人番号カード」というICカードを発行する事も可能になるようですが紛失や盗難によるICカードからの情報漏洩は大丈夫なの?という懸念もあります。

さらにはいつも新しい制度を導入するたびに起こる不手際、ミスです。
国勢調査のネット導入でも簡単に盗難できるポスト投函などの不手際があった事はまだ記憶に新しいです。
11218075_509989905832181_2216134576542771270_n.jpg
無防備にさらされている国勢調査のID入りのお知らせ封筒
盗難されたらどう責任とるつもりなのか・・・

このような重大な情報をコントロールする制度を導入して重大な問題が生じた場合、誰が責任を取るのか?
果たして責任を取ること自体できるのか?

この制度に限った話ではございませんが・・・

導入するのであれば、まずは政治家や役人、公務員だけで試験的に導入し、必ず出てくる問題点を解決し、問題点が無くなって役所が業務に慣れてから国民に導入するのが責任ある政治だと思いますが皆様はどうお考えでしょうか?

そのようなこともせず、今の段階で安心してくれ、と言った事を言う政治家は信用できないなぁ~と思ってしまう・・・


参照資料
内閣官房ページ
マイナンバー社会保障・税番号制度
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/kouhousiryoshu.html