日本を守る為に戦うと威勢のいいことを言うネット民が多い。
この言葉自体は大変結構だと思います。

しかしこの事を現実的に議論することはどうやって戦うか、どうやって敵を倒す(殺す)かという話にどうしても踏み込むことになります。
外敵から守る=向かってくる敵を倒す=敵を殺す になりますね当然。

でも普段は威勢のいいことを言いながら私が軍事にリアルな話(現実的な持論)を出すと人命軽視だとか好戦的だとか戦争賛美だの殺人願望だの(オイオイ笑)ときれいごとを言って嫌悪してくる人がほとんどです。

え、?じゃあほかにどうやって戦うの?守るの?

相手を傷つけずに敵国に返す方法があるの?
お互い酒を酌み交わして理解し合いますとか言わないでよ(笑)

それこそ【戦争法案反対!】の連中と実際同じ論調じゃんか!
と苦笑してしまいます(笑)

これも2年前にネトウヨ保守のネット民に散々非難されたfacebookの書き込みですが私は
日本は軍備、国防のシステムをイスラエルから学べ
と思っています。

よく論じる人はアメリカやEU、中国を引き合いに出しますが、周囲国を同盟で固め、ぬくぬくできるEUと周囲敵に囲まれている我が日本国とはまるっきり状況が違います。
モデルケースをあげ、検証するには似たモデルで行うのがビジネスでも定番手法ではないでしょうか?

イスラエルは日本と同じく周囲敵に囲まれ、領土も狭く、縦深防御が困難という条件がゆえにいざ戦時になると戦域を敵の領土に限定し早急に決着をつけることを目的とし、先制攻撃を仕掛け敵の戦力を早期に潰すことを主眼においています。

同じ条件の日本も同じ主眼でなければならないと思いますがなぜか日本の主眼は専守防衛(国内に敵を招き入れた後国内で非戦闘員の犠牲を出しつつ戦う)におかれています。
日本を守ると言いつつ、この事の危険性を改善しようという視線での議論をあまり耳にしないのは不思議です。
本当に日本を、日本国民を守るという気があるのか?疑わざるを得ません・・・

国民皆兵国家とはいえ、人口800万人、決して多くない人口で生存性を重く見て、自国兵を死なせないにはどうしたらいいかというコンセプトの兵器は日本も大いに取り入れるべき発想だと思います。

また戦没慰霊施設でもイスラエルは事細かく業績を後世に讃えていますが日本はどうでしょう?
自衛官の殉死者の場合、国民皆が業績を後世に讃えるどころか知る事すらままならないのが今の現実。

これで命を張って闘う士気を保てますでしょうか?

私の事を戦争主義だと非難?してくるのは、大変結構ですが現実的議論が一切ない安易な核武装論や何の準備もない、対策も考えずに口だけのアメリカ軍叩き出せ論、大日本帝国軍称賛や大日本帝国憲法復元だ~といった投稿で戦っている気になって悦に浸って満足しているネット民を見るとな~んかイラッとしてくるんですよね~

せっかく国防論を語っているのですから私の提案の不備点やもっと現実的な国防論をぜひお聞きしたいものです。