甘利明経済再生担当相が辞職しました。
この点について分析してみました。

彼は日本のみならず海外からも重要人物と見られていたようです。

ロイター通信でもいち早く報道されています。

焦点:甘利氏辞任、海外勢は政策実行懸念 税収増活用に影響も
http://jp.reuters.com/article/amari-abe-idJPKCN0V613G?pageNumber=1
「政策推進力」について、実際にアベノミクスの具体的な政策企画や法案作成に関わってきた政府関係者が指摘しているのが、「金のかかる政策」が目白押しの「一億総活躍社会の実現」の財源問題だ。
甘利氏は、安倍内閣の新しい一枚看板であるこの政策を財政面から支援する仕組みを作り上げることに閣内で尽力していた。
外資系証券の関係者は「アベノミクスの推進力が、甘利氏の辞任によって弱まることになるだろう」と述べ、海外勢による日本株売り/円買いにつながりかねないと予想している。

とあります。
詳しくは記事をお読みくださればと思います。


とくにアメリカはTPP交渉の日本の交渉窓口を失ったことになります。
営業取引にかかわっている方は言わずとも充分ご承知でしょうが交渉窓口の人物を失う=その組織と交渉が困難になる事を意味します。
アメリカは今大変な事態になっていると思います。

ここまでの経緯はいろいろ言われていますが今回は割愛させていただきます。

今回ピックアップするのは甘利氏が失脚して得するのは誰か?
という部分です。

・安倍内閣失墜を狙い参院選で甘い汁を吸いたい野党連合の面々。
・もう充分悪を追及する正義のマスコミヅラもできて甘利氏辞任でこの問題に幕引き、闇の部分を詮索を防ぎたい週刊文春。
・TPP反対派
・農水族議員
・TPPによって抑え込まれることを危惧する中国

まあいろいろありますが個人的に言うとこの一件でTPPをはじめ日本の経済政策が大きく後退することは間違いないでしょうね。

あれだけマスコミや保守学者TPPは亡国政策だ日本の産業が滅ぶと大々的に国民の不安を煽り、自分の著書を売りまくって反対したTPPをここまで日本に不利ないものに変えていったのは甘利氏の能力の功績ですからこの連中にしてみれば面白くないですよね。
この連中はもろ手を挙げて喜んでいるのではないでしょうか?


後任は石原伸晃氏ですがこの人、仕事をしない人間として有名人物です。
さらに能力も政界での評判が良くないってことはまあ、だいたい分かるというものでしょう・・・


海外勢は政策実行懸念 税収増活用に影響もというニュースの見出しも言い過ぎではなく正当な日本に対する見方なのでは?と思います。