今、羽田空港新ルート問題のブログ記事を書いているところ、参照記事を集めているとき、ふとこのページを見つけました。

参照記事:としまの空を考える会
https://toshimanosora2016.jimdo.com/

なんかこのアンケート結果を見ると、私はこの問題に全くの無関心でアンケートを無視したように思われますが、私のもとにこのアンケート依頼全く届いていないし、連絡先は公開していましたのに非公開となっている。
(選挙公報、ビラ、ポスターに記載されています)

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いろいろ調べてみると左派寄りの団体のようなので、右派の私を敬遠したのかは不明ですが、このアンケートを知っていたら応じたのに残念ですね・・・
(もっとも私の回答は団体側が望む回答ではないかもしれませんのでめんどくさい人間に送らないのも正しい判断だったのかもしれませんが)


そんな与太話はいいのですが、真剣に考えるべき地域問題として豊島区では羽田空港新ルート問題があります

 

豊島区に限らず、周辺の自治体の空はどうなるのだろうか・・・

 

こういう不安を持っている方は多いと思います。

多くの自治体で地域住民説明会が行われてきましたが、説明する側は羽田空港担当者や国土交通省の職員が担当しています。

結局は説明担当者に怒声を浴びせて終わってしまうと思いますが、羽田空港や国交省の職員に罵声を浴びせても全く問題解決にはなりません。

なぜでしょうか?
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結論から言いますと、そもそもこの問題の本質は日米同盟の日米地位協定によって米軍横田基地が羽田空域を管制支配しているので、それを撤廃するしか問題解決はしない。

羽田空港も国交省(つまりは日本国)もここしか飛行機を飛ばせないのが現状です。
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ちゃんとこの説明はされているのでしょうか?

当然区議会で解決なんかできるわけがない 

キツイ物言いになりますが、区議会でどんなに議論しても、議会決議を内閣に提出してもそれは
区議会議員の顔を立てるためのセレモニーであって何の解決にも結びつきません!

 

それができるのは国政と都政がタッグを組んでアメリカと刺し違える覚悟で取り組むしかないです。

  

最悪なのがこの問題を解決できるはずのない区議会などがこの問題を審議して採決している点。

 
政治家ならこの問題が区議会で手に負える問題ではないことぐらい誰でも分かっています。

この問題に心を痛めている住民の不安心を利用して、できないことをできるように思わせ、住民のために頑張ってますアピールをして選挙時の票のためにポイント稼ぎしている人間がいる。

 

許しがたい行為です。

 

選挙にプラスにならない、評価もマイナスになる危険性もあってカッコ悪いという気持ちは分かりますが、区議会議員が解決できない問題なわけで、
『この問題は区議会では解決できないので、国政と都政にお願いしてください。

 区議会では管轄外ですので取り扱えませんと言うほうがよほど有権者に対して誠意ある態度だと思います。

 

 

そんな議員が所属している政党が日頃の国会や今回の参院選でこの羽田空港新ルート問題を主要課題として取り上げているのかと言えばNOです。
選挙公報にすら書いていない。

 

さらにこの問題を追及できる絶好の場である国会で、この問題を取り上げずに貴重な時間や税金を費やして森加計問題、セクハラ問題といった芸能ワイドショー劇場を長期間にわたって繰り広げたのは多くの国民がご承知の通りです。

 

 

出来もしない人間が有権者の為に頑張っていますアピールに利用し、本来本腰で取り組む立場の人間がこの問題を取り上げないのって有権者に対する詐欺じゃないですか

 

ヴァンデンバーグ決議の理念に則り、自分の国は自分で守れる国防力を整備し、不平等な日米地位協定を撤廃し、日本の領土、領海、領空を日本国民の手に取り戻し、新しい時代に合わせた日米協力同盟の形を構築して、毎日安心できる国民社会を築くことがこの問題を解決する唯一の方法で政治家が今行うべき重要な責務だと思います。