2017年12月

【加熱式たばこ】マナーと規制を考える

ネット上では飲食店でのIQOS(アイコス)を主とする加熱式たばこ使用をめぐって議論が盛り上がっています。

飲食店での禁煙席、または全席禁煙席の飲食店で「IQOS(アイコス)」を吸ってもいいのか?というのが議論の内容です。

実際、「アイコスだから禁煙席でもいい?」と質問する人が増えているんだそうです。

中には、禁煙席で突然吸い始め、店員から注意されると
アイコスユーザー「これは煙草じゃない。アイコスだ!」
店員「いいえ、たばこですので止めてください。」

と、飲食店の店員さんとトラブルになってしまう人もいるようです。
中には店のトイレの中でIQOSを利用し後に入った人から店に対し苦情が入るといったケースもあります。

賛成派からは
「害はないからOK」
「ただの水蒸気なんだからなんにも問題ないだろ」
「むしろこれでNGとか言われるとなんでアイコスに変えたんだって話になる」

といった意見が上がったようです。

一方反対派からは、
「煙が出ないだけでニコチンを吸ってるんだろ? じゃあそいつの息は超有害ってことじゃねえか」
「アイコスをOKにしたら境がうやむやになって絶対に普通のタバコを吸うやつも出てくる」

といった声が出ました。

その中でも特に多かったのが煙は出なくても独特な匂いがするとの指摘。
食事をしている横で変な匂いをばら撒かれたらたまったもんじゃねえ」と言った理由で反対しています。

メーカーの誇大広告によって、あたかも加熱たばこが害がないものだと言ったイメージを植え付けられているので上記のような議論が起こるのでしょうが、加熱式たばこも有害物質をまき散らしています
よって喫煙者によって非喫煙者に毒ガスを強制的に吸わせる犯罪【受動喫煙】が無意識的に行われています
これは加熱たばこメーカーIQOS(アイコス)の広告ハンドブックでもしっかり書かれていて自ら白状しています。
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有害物質を90%低減と読めば「ああ害が無いんだ、少ないんだ」と思うのは当然です。
しかしそのようなご立派なPRをしておいて、下の方に小さな文字で

★「有害性成分の量を約90%カット」の表現は本製品の健康に及ぼす悪影響が他製品と比べて小さいことを意味するものではありません。

★IQOSにリスクが無いというわけではありません。
★たばこ関連の健康リスクを軽減させる一番の方法は、紙巻きたばこもIQOSも両方やめることです。

といった言い逃れ文を記載しています。

???なんなんですか、この説明書きは?
いったい何が書かれているか意味不明で政治家答弁的な理解不能説明です。
90%カットと言いながら小さいことを意味するものではありませんと言うならいったいどんな意味なのか?
とりあえずIQOSも有害だということだけはメーカーも認めた事実のようです。
と言うことは煙は出ていなくても蒸気は出ていて、そこには有害物質が含まれるということになります。
知らずに受動喫煙という毒を人に吸わしてしまう行為をしてしまうことになってしまいます。

そこで冒頭の飲食店での禁煙席、または全席禁煙席の飲食店で「IQOS(アイコス)」を吸ってもいいのかというの議論に戻ります。
ここまで読まれた方が相手に対して思いやる配慮のある方でしたら喫煙者、非喫煙者の立場問わず回答は【NO】だと思います。

ここまで言うと「うっせ~な~!そこまで受動喫煙を防ぎたいなら、分煙を徹底すればいいじゃないか怒」と言われる方もいると思いますが、今の厳しい飲食店経営事情、喫煙室を作るスペース的な余裕もありません。

現状では「分煙」とは名ばかりのただ「ここからこっちは喫煙、ここからこっちは禁煙」と席を分けているだけで、煙が空気に乗って自由に行き交って充満している飲食店も珍しくありません。

そこをご理解いただいて自分に甘い勝手な俺様ルールを振り回すことなく店のルールを守っていただきたいと思います。

そもそもタバコは嗜好品です。
本人がその毒性物質を好んで吸引する、というのは自由と言えば自由です。

しかし自由があるところには同時に義務や責任も発生します。
だからこそ、周囲の人に毒性物質をまき散らしちゃいけないに決まってます。
確かに加熱式タバコは、従来の紙巻煙草よりも毒性物質が少ないのかもしれませんし空気を汚染しないかもしれませんが、ゼロではないわけです。
「ちょっとなら平気だし、仕方ないでしょ」みたいなのは、社会的義務や責任といった観点から見たら許されない物言いだと思います。

参照記事:厚労省、加熱式たばこも原則禁煙
受動喫煙を防止するための健康増進法の改正で、厚生労働省は20日、近年急速に普及する「加熱式たばこ」についても原則禁煙の規制対象とし、分煙体制が整った飲食店でのみ喫煙を認める方針を決めた。 【共同通信】


これについては対応が遅すぎですが厚生労働省がやっている事は大変評価出来ます。
上記で紹介したように禁煙エリアでも加熱式たばこや電子たばこだからいいだろ!と好き勝手に振舞っているマナーの悪い加熱式たばこ&電子たばこ利用者が多すぎます!
しかしその厚労省の進める受動喫煙防止法を握りつぶしているのが政権与党の自民党と言うから笑えません。

法改正を握りつぶした理由が厚労省案は厳しすぎて「飲食店が廃業に追い込まれかねない」と反発したためだったとか。
飲食店はいつからみんながみんなタバコを吸いに行くところになったのでしょうか?
だって
日本人成人喫煙率は、約2割以下です。
自民党議員は迷惑に耐え忍ぶ残り8割の非喫煙者の利用者の事は考えられないのでしょうか?
参照記事:受動喫煙防止法を潰した自民党は国民を殺して議席を得る算段か?
http://kuwano-channel.blog.jp/archives/15515815.html

ここまで読まれた方は、私が喫煙者を社会から抹殺するのが望みだと思われるかもしれません。
確かに私は受動喫煙防止社会は賛成ですが、喫煙を規制するなら喫煙者側に立って喫煙できる場所の提供も必要ですし、そこもセットでやらなければどんなにご立派な文章の条例を作っても守られることは困難だと思います。

変な箱もの開発や選挙アピール目当ての地域社会に必要のない部分に金をかけるよりも、有害物質無害化フィルター機能の喫煙ルームを公園や駅前に設置する方が地域住民の健康被害を防ぐことが出来て社会的に有益だと思って無力ながらこれから訴えていこうと思っています。

ecoユリこと小池知事サン
は環境問題に関心が高いようですが、ここまで踏み込んだ発想と決断力、行動力は無いのでしょうか?

どれだけ立派なこと言っても罰則を設けて取り締まるだけで問題解決に対し手を抜いては何の解決にもなりませんよ。

参考資料:東京都子どもを受動喫煙から守る条例
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/bill/2017/3-2.html
たばこの煙がたばこを吸う人だけでなく、周囲の人の生命及び健康にも悪影響を及ぼすことが明らかとなっており、これまで以上に都民の関心を高め、理解を深め、社会全体の共通認識を広げていく必要がある。
 とりわけ子どもについては、自らの意思で受動喫煙を避けることが困難であり、保護の必要性が高い。
 また、子どもは社会の宝、未来への希望であり、全ての子どもが安心して暮らせる環境を整備することは、社会全体の責務である。
 このような認識の下、都において子どもの受動喫煙からの保護を一層図るべく、この条例を制定する。
(目的)
第一条 この条例は、子どもの生命及び健康を受動喫煙の悪影響から保護するための措置を講ずることにより、子どもの心身の健やかな成長に寄与するとともに、現在及び将来の都民の健康で快適な生活の維持を図ることを目的とする。
(定義)
第二条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
一 たばこ たばこ事業法(昭和五十九年法律第六十八号)第二条第三号に規定する製造たばこ又は同法第三十八条第二項に規定する製造たばこ代用品で、喫煙用に供されるものをいう。
二 喫煙 たばこに火をつけ、又はこれを加熱し、その煙を発生させることをいう。
三 受動喫煙 他人が発生させるたばこの煙又はたばこを吸っている他人の呼気に含まれる煙(肉眼で見える煙に限らず、残留するたばこの臭気その他の排出物を含む。)にさらされることをいう。
四 子ども 児童虐待の防止等に関する法律(平成十二年法律第八十二号。以下「児童虐待防止法」という。)第二条に規定する児童をいう。
五 保護者 児童虐待防止法第二条に規定する保護者をいう。
六 家庭等 子どもが住所又は居所として継続的に居住する場所をいう。
七 学校 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条に規定する幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び高等専門学校並びに同法第百二十五条第一項に規定する専修学校の高等課程及び一般課程をいう。
八 児童福祉施設 児童福祉法(昭和二十二年法律第百六十四号)第七条第一項に規定するものをいう。
九 関係機関等 学校、児童福祉施設、医療機関その他これらに準ずるもので子どもの福祉に業務上関係のある団体及び学校の教職員、児童福祉施設の職員、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、弁護士その他これらに準ずる者で子どもの福祉に職務上関係のあるものをいう。
(都民の責務)
第三条 都民は、受動喫煙による健康への悪影響に関する理解を深めるとともに、いかなる場所においても、子どもに受動喫煙をさせることのないよう努めなければならない。
2 都民は、都が実施する子どもの受動喫煙の防止に関する施策に協力するよう努めなければならない。
(都の責務)
第四条 都は、子どもの受動喫煙を防止するための環境の整備に関する総合的な施策を策定し、及び実施する責務を有する。
(推進体制の整備)
第五条 都は、都民、区市町村及び関係機関等と連携し、及び協力して、子どもの受動喫煙の防止に関する必要な施策を推進するための体制を整備するものとする。
(家庭等における受動喫煙防止等)
第六条 保護者は、家庭等において、子どもの受動喫煙防止に努めなければならない。
2 喫煙をしようとする者は、家庭等において、子どもと同室の空間で喫煙をしないよう努めなければならない。
(家庭等の外における受動喫煙防止)
第七条 保護者は、家庭等の外においても、受動喫煙を防止する措置が講じられていない施設又は喫煙専用室その他の喫煙の用に供する場所に、子どもを立ち入らせないよう努めなければならない。
(自動車内における喫煙制限)
第八条 喫煙をしようとする者は、子どもが同乗している自動車(道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第二条第一項第九号に規定する自動車をいう。)内において、喫煙をしないよう努めなければならない。
(公園等における受動喫煙防止)
第九条 喫煙をしようとする者は、公園(都市公園法(昭和三十一年法律第七十九号)第二条第一項第一号及び自然公園法(昭和三十二年法律第百六十一号)第二条第一号から第四号までに規定するものをいう。)、児童遊園(児童福祉法第四十条に規定するものをいう。)又は広場等において、子どもの受動喫煙防止に努めなければならない。
(学校等周辺の受動喫煙防止)
第十条 喫煙をしようとする者は、学校、児童福祉施設その他これらに準ずるものの周辺の路上において、子どもの受動喫煙防止に努めなければならない。
(小児医療施設周辺の受動喫煙防止)
第十一条 喫煙をしようとする者は、小児科又は小児歯科の病院又は診療所その他これらに準ずるものの敷地の外周から七メートル以内の路上において、子どもの受動喫煙防止に努めなければならない。
(啓発等)
第十二条 都は、子どもの受動喫煙を防止するため、受動喫煙の有害性、禁煙の効果及び禁煙治療に関する知識の普及啓発を講ずるものとする。
2 都は、子どもの受動喫煙を防止するための助言、支援その他の必要な施策を講ずるものとする。
(教育)
第十三条 都は、学校教育、社会教育その他の教育の場において、受動喫煙の有害性及び受動喫煙の防止に関する教育の推進のために必要な施策を講ずるものとする。
 附則
(施行期日)
1 この条例は、平成三十年四月一日から施行する。
(検討)
2 都は、この条例の施行の日から起算して一年後に、この条例の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。
(提案理由)
 子どもの心身の健やかな成長のため、子どもを受動喫煙から保護するための措置を講ずる必要がある。









安倍政権「大義なき大増税の暴挙」【ターゲットは票にならない庶民】【本音は庶民から取れるところから搾り取れ】か

自民、公明両党は12月14日、来年度の税制改正大綱を正式に決定しました。
所得税たばこ税の増税、新税の創設など、年間で計約2800億円の増税になります。
今回法改正に間に合わなかった新税も加えると、約3400億円の増税になります。
高収入の会社員を中心とした増税が並ぶ一方、企業向けには減税が目立ちます。
キャプチャ11
参照資料:朝日新聞より

なぜこの時期なのでしょうか?
今年10月の衆院選で与党自民、公明両党が大勝した後、2019年夏の参院選まで大きな
国政選挙の予定がないことから、増税論議が加速しました。
しかし選挙の大事な票になる企業からとっては選挙にマイナスに働いてしまう。
取るなら選挙に参加しない庶民から搾り取ってしまえ!と言うのが本音のように思います。


【自民党安倍政権増税ラッシュ】
真面目に働いた国民から税を強奪する。(所得税増税&森林税)
品物を買ったら税を強奪する。(消費税増税)
国を出国したら、外人でも税を強奪する。(国際観光旅客税(出国税))

金持ちは死んだら遺産を没収する。(相続税増税)
今度は、高収入で子供がいない家庭から税を強奪する。(子無し税)
軽自動車に乗った国民から税を強奪する。(燃料費課税 、軽自動車税増税)
入浴したら税を強奪する。(入湯税)

これほどまでに増税が数多く国民の身に一気に襲い掛かってきたことが今まであったでしょうか?

税というのは正当に働いて得た収入から生活に支障が出ない範囲で徴収するのが為政者のモラルだと思います。

それから外れた今回の大増税ラッシュは、国家の横暴以外の何物でもありません。

どうして、ここまで自民党安倍政権は悪魔の大増税に走るのか。
その原因は、アベノミクスの失敗の穴埋めだと思います。
税金があるという前提で、選挙目的のバラマキ政策をしてきましたが、経済は停滞したままで税収が思うように得られない。
安倍首相からしたら自分の政策失敗を補うための資金が欲しいが、底が尽きそうなんで選挙に興味のなく票にならない庶民から強奪するという構図なのだと思います。

森林税は、森林の保護を目的とした税で 個人住民税に年間1000円が上乗せされて支払われる予定となっています。
導入時期は、東日本大震災からの復興のための増税が終わる翌年の2024年度で、それを“継続”する形で徴収するわけですが、一度、形にした税金をなんとか、そのまま継続したいとから名称変更と理由をでっちあげたというのが本音ではないでしょうか。
悪例としましては、ガソリン税はそもそも、道路整備のために設けられたもので暫定的なものでしたが、期限が来ても廃止にせずに延長が繰り返され、さらに現在では東日本大震災の復興財源になりました。
税使用の目的は厳守されず徴収と利権の継続のいい例です。

国際観光旅客税(出国税)は観光庁がその財源を使う予定と言うことですが、観光庁の存在意義の定義ともいえる観光立国推進基本法によると

観光立国の実現に関する施策の基本となる事項を定めることにより、観光立国の実現に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって国民経済の発展、国民生活の安定向上及び国際相互理解の増進に寄与することを目的とする

とありますが、このような出国税の取り立ては逆に観光客を減少させ、日本国民の海外渡航を抑制し視野を狭め、観光基本法の目的と真逆の結果になることを安倍政権は行おうとしています。

この国際観光旅客税
観光庁以外の省庁も使えるようにするため、観光と離れた目的に使われかねません。
日本人の海外旅行需要に悪影響が出る可能性もある為、格安航空業界を中心に、旅行代金が上がることへの懸念は強い。
日本経済からしたら逆効果の悪政です。

ここまで国民が生活維持すらできないぐらいむしり取ろうとしているくせに自民党は自分らの【議員年金】の特権を復活させようと画策しています。
理由は「若くして出てきている国会議員たちが退職したら全員生活保護だ。こんな国は世界中になく、そこは皆さんにも認識してもらいたい」と言っていますが、自民党政権は政府広報でテレビCMもバンバン流して「老後資金は自助努力で貯めておくように(政府を頼るな!)」と国民に啓蒙活動をしてきました。

自民党議員も老後が心配なら、自助努力で貯めておくのが筋ではないのか?
それが嫌なら国民に対してそのような無責任発言はするな!
言ったことは自分でやれ!自分が出来ないことは言うな!

自民消費増税1
これ以上国民の財布の中に手を突っ込んで生活費を強奪するようなコソ泥行為をするな!自民党!



横綱・日馬富士暴行事件報道を受けての所感

横綱・日馬富士が酒席で後輩力士の貴ノ岩に対する傷害事件を起こした相撲界のゴタゴタは、当事者日馬富士が引退して一応の終結と言う流れになっているようですが、この一件に対していろいろな意見があるようですね。

相撲は日本古来からの伝統国技で云々~、伝統文化で云々~と言われる方もいるようでその御意見はごもっともでケチつける気は毛頭ございませんが、現在相撲界は多くの外国人力士が誕生し、上位にいる現実を考えたら、その外国人力士に伝統だ、文化だ、しきたりだと言ってもどれだけそれらのものを守り受け継いでいこうという気持ちがあるのか疑問ですし、仮にそういう意識であるのならそれらを求めても無駄のようにも思えます。

実際、当の相撲協会が相撲人気、営業利益至上主義にのみ目を奪われ、そのような伝統、文化と言う認識を忘れているようにも感じます。
上に立つ人間がその体たらくで誰がそのようなものを継承させ、指導していくのか?
誰がそのようなものを受け継いで学んでいくのか?

教育する場も、教育する人間もない環境で現役力士に意識や学習意欲がないと怒れる人間はいないと思います。

彼ら外国人力士にとっても相撲は、古事記にも由来話が出てくる日本の伝統文化である国技の精神を継承する存在と言うよりも、金になる職業格闘技の一つと言う認識ではないのでしょうか?
それがけしからんと怒るのは滑稽に感じます。

日本人でなければそのような意識を持てというのは無理な注文だと思います。
外国人力士が入り込んできた時点でそのような意識は滅び去り終わったと認識した方がいいと思います。

日馬富士は引退会見で『先輩として、後輩力士の礼儀を正すことは義務と思っている』と言っています。

参照記事:【日馬富士引退会見詳報】
http://www.sankei.com/west/news/171129/wst1711290062-n2.html
要は後輩の将来を案じ、過ちを起こさないようにと思って叱ったと会見で言っているわけですが、しかし私はこの発言について、疑問に思います。

はたして日馬富士は【怒る】と【叱る】の違いを理解しているのか?と感じたわけです。

私はその違いを
・自身が感情的に怒りを爆発させることを【怒る】

・相手の将来を案じ、間違った道を歩んで過ちを犯さないようにという思いやる気持ちで冷静に対処して間違いを分からせることを【叱る】
だと定義しています。

そこには相手に対する思いやりや愛情、心配する気持ちがあるべきだと思います。
これは親子間の躾で誰もがご理解されていることだと思います。


本当に後輩を思いやり、将来を案じるのなら
・なぜ酒の入っている飲み会などでなく酒が入っていない場で指導しなかったのか?
・最初に説教していた白鵬が止めに入ったのを突き飛ばしてまで暴行を続けた日馬富士に貴ノ岩に対する【思いやりや愛情、心配する気持ち】があるとは感じられません。

本当に叱るのなら一目を避け二人きりで言えば相手も言を受け入れる事もできるでしょうが、多くの人間の前で面罵したら受け入れる説教も拒絶してしまいませんでしょうか?
そこの部分だけ見ても日馬富士は人に上に立つには勉強不足ではないかと思いました。

貴乃花は政界同様、ガチガチの旧態依然の相撲界を変えるべく、革命を起こそうという意気込みがあるようで大変結構です。
しかし、私怨や権力欲で突っ走ると判断を誤り、本人が愛する相撲の伝統文化や思想までも破壊してしまうかもしれませんよ。
ご注意されたし・・・


とりあえずは横綱の首を取った貴ちゃんの勝利になるのかな?
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日本相撲協会第65回理事会に臨む貴乃花親方=11月30日、両国国技館

元祖ヒール横綱でマフィアチックな貴ちゃんの服装に苦言・批判が雨のようにあるようですが・・・
貴ちゃん、ドンマイwww


文責:日本未来の会 桑野繁樹

桑野しげきの主張
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