よく、新興宗教の教祖様が「ノストラダムスの予言書に私の事が書かれている」と声高らかに自慢する場面があるものですがいったいどんなことが書かれているかまでは言わない。
実は本人も知らないんじゃね?と思ってしまいますがそんな教祖様や信者様に対し教えて差し上げましょうと言うのが今回の投稿の趣旨です。
超長文になりますのでオカルトやノストラダムスの予言に興味がある方だけご覧ください。
【1巻-42】
『「例のゴチック式の4月1日」、実は10日。
抜け目のない連中が、さらにもう一度呼び起こす。
火のようにメッキした、悪魔的な集会。
神秘家プセルスや愛した人の骨を探し求める』
4月1日とは嘘つき日「エイプリルフール」の比喩。抜け目ないイカサマ師が暗躍を始め、薄気味悪い雰囲気のメッキで彩った悪魔的大集会を開催し、オカルト内容で信者を引き込むと判断できる予言詩。
【8巻-78】
『ある大嘘つきが、その間違った言葉と一緒に
あの犯してはならない”神の聖域”へ割り込んできた。
彼は常識はずれな者に、その門を開き、
教団を軍隊式に掻き立てるのだ』
確かに新興宗教の教祖の書いた本を読むとその用語も、理論も【間違い】だらけで、どうしてこんなものに騙されるのか?と不思議でなりませんが、それだけ今の日本人の【知の劣化が】浸透していると思うと恐ろしくなります。
そんな【大嘘つきが】神聖な【神の聖域】へ【割り込んできた】。
それは無知だからできることで、本当に「神や守護霊様」を知り、敬っているのなら、天罰の恐ろしさにとてもそんな事はできないはずです。
しかし、心の中では「神も守護霊様」も信じていないその教祖や側近は本を売り、金を儲けることに固着し、嘘と真の判断ができない【常識はずれな者】をどんどん騙し、招き入れ、その後は【軍隊式】のような理不尽なルールを強要し信者をがんじがらめにし、外見的には「活気ある、明るい、未来ある」【教団】に見せかけ、新しい会員をおびき寄せると判断できる予言詩。
【3巻-34】
『日本が金を払うその時、それは欠席するだろう。
安定した平穏な日にその怪物は見られるだろう。
人々に全く別のやり方で説明する。
高い値段でも保証はない、霊気はゼロ、見ることはできない』
その「霊が宿った」と自称する人間は国際協力や慰安婦財団といった問題が起こっているときは沈黙し、何の役にも貢献もせずに【日本が金を払ったあと】平穏な時期になると途端ににぎやかに動き出す。
皆さんの目にも【その怪物は見られるだろう】という予言詩ですが誰を想像できたでしょうか?
その連中は古来の宗教の勧誘活動とは【全く別のやり方】で会員を増やし、そして【高い】本を売りつける。
しかし【高い】から良いという【保障はない】。
その男には【霊気はゼロ】。いくら高い金を払っても、自称する神、霊のかけらも【見ることができない】。
【2巻-36】
『それらの文章は大予言から盗むだろう。
手の中で奇妙にねじ曲げて暴君の作品に。
ごまかすその輩、その間に強盗するだろう。
素早く財産を横取りするが、その頃トラブルが発生するだろう』
ノストラダムスはすべてお見通しだ。
そもそも、ノストラダムスは生前、辛酸を舐めさせられたつらい過去があるからか?【エセ宗教】が大嫌いでこういったエセ宗教に対してわざわざ書面数を割いて警告を出しているわけですがそのノストラダムスの予言詩から文章を盗むとは正に天罰知らずの無知状態。
この【予言集】はノストラダムスだけでなく、イエスキリスト、マホメット、仏陀の「教え」の比喩。
その輩はそれらの文章を【盗んで】いかにも自分の考えのように本にして売るという手段をとる。
それをなかば【強制的に】買わせる。名目は「買わせる」のだが、実質は【強盗する】に等しいとノストラダムスは告発している。
しかし、そんなときにトラブルが発生するという。
これは当然で避けることができない。
なぜなら、無知な人々を食い物にするこのような犯罪行為が正義感の強い人々が見ぬふりするわけがない。
参考書籍
【真説】ノストラダムスの大予言 日本編
著者:加治木義博