私の業務分野にもなりますがブラジル食肉問題を取り上げて考えてみたいと思います。
このブラジル食肉問題、今入ってきている情報をまとめてみますと
①ブラジル警察によると、食肉加工業者21社が政府の検査官に賄賂を払って検査を免れ衛生基準を満たさない食肉や加工品を販売したとみられている。
警察は家宅捜索の結果、検査官と業者ら38人を拘束し調べている。
②21社のうちの1社は日本に冷凍の鶏肉を輸出している。
③厚生労働省によると、日本へ鶏肉を輸出していた1社は衛生上の問題ではなく会計上の不正操作で摘発されていて、この業者から輸入された鶏肉を食べたとしても、健康上の問題はないと認識している。
④また厚生労働省は捜査の対象となった 21 施設で処理・加工・製造された鶏肉、はちみつ、プ ロポリスなどの畜産食品について、3月 21 日以降、輸入手続きを保留し、輸 入を認めないこととした。
【参照】
ブラジルでの食肉の不正事件について - 厚生労働省
テレビや報道ではそれメシのネタが出来たと、さも鶏肉を食べたら死んでしまうぞといったオーバーな報道をしていますが①~③を見ると日本国内で事が大きくなるといった問題は起きそうにありません。
このような無責任な報道が国民の不安をあおり、風評被害を増大させ、取り扱い産業、小売店の事業を妨害し、関連従事者の収入を奪い、首を絞めていることをマスコミ関係者は今一度認識し猛省すべきである。
一昔前の鯉ヘルペスウイルス、東日本大震災での放射能汚染風評被害、この時のマスコミの関連従事者の被害を増大させた無責任報道を私は絶対に許せないですし忘れません。
この問題では日本は運よく問題施設から外れていましたが他国はそうではありません。
世界各国も続々ブラジルから輸入禁止措置をとっています。
この後どうなるでしょうか?
世界各国による鶏肉輸入競争が起こるのではと言われています。
競争になれば価格は高騰します。
スーパーでの購入、飲食店での価格も高騰してしまうかもしれません。
そうなってしまったら私たちの家計を直撃する問題になってしまいます。
政府はそうならない政治を行わなければなりません。
とりあえず全面禁止しました、国民の安全のために超仕事しているでしょポーズは反対に迷惑です。
ブラジルに乗り込み、再発がないようにと圧力をかけ、一日も早く安全性を確保し現在消費量を確保することが一番この問題に対する必要な手だと思います。
大体このような問題は問題になった時点でチェックが厳しくなるので解決しているんですよね。
食べ物の問題で政治の話をすると俗っぽくなんかカッコつけることもできないですから誰もこんなこと言わないんだろうなぁ~
私は見ての通りカッコよくないので今更カッコつける気はないのでこういう俗っぽい提言はしますけど(笑)