批判は勝手だがその言葉で全然関係ない方を傷つけていることに気付くべきだ

安倍 晋三facebookより転載


今日は知事選応援の為岡山県に行ってきました。

ところで、話は変わりますが、
数年前、クローン病という、私の潰瘍性大腸炎と同じ自己免疫疾患系の難病を持っていた氏家さん(日本テレビ会長)に依頼され、クローン病と潰瘍性大腸炎の患者さんと、家族の会の皆さんの集まる集会で話をした事がありました。

先日その会に出席しておられた、潰瘍性大腸炎に苦しむ中学生のお嬢さんをもつお母さんから、お手紙を頂きました。
「娘の病状はだんだん緩和してますが、一年に一回、1ヶ月ぐらい悪化して学校も休まなければなりません。その時は落ち込み、私も心配しますが、安倍さんが元気にまた頑張っている事に、娘は勇気づけられています」という趣旨のお手紙でした。
氏家さんと共に皆さんの前でお話した時は、総理大臣にはなったけど、結局病気が悪化し突然辞める事態となってしまい、果たしてそんな私が皆さんを励ます事が本当に出来たのかと思っていましたが、この手紙を頂き、総裁選に於いて、病を克服した事を説明し再び挑戦したいと訴えた事は、意味が有ったと思う事が出来ました。

しかし手紙には次の様な事も書かれていました。
「残念ながら病気に対する理解は進んでいません。先月ですが、朝のワイドショーで司会者やコメンテーターが病気を揶揄する発言をしていて悲しくなりました」
との事でした。

辞職の責任は私にあり、その責任を取る道は、全ての批判を受け止め、結果を出して行くことであると覚悟しています。
しかし、ちゃかし過ぎた中傷は、私以外の同じ病で苦しんでいる人達を傷つけている事をワイドショーの人達には知って欲しいと思います。
私は幸い薬が合い完治しましたが、苦しんでいる人は沢山います。
当該番組の事は知りませんでしたが、事務所のスタッフに聞くと、「とくダネ」である事がわかりました。ビデオで確かめると司会者の小倉智昭氏と田中雅子氏(経営コンサルティング、田中総研代表)が「お腹痛くなって辞めちゃった」「子どもっぽい」と言いたい放題。
まぁ私は慣れますが(笑)今回は少し言わせて頂きます。
私はテレビで何回も潰瘍性大腸炎について説明しています。
テレビで堂々とコメントするのですから、当然それを知っていながらの中傷でしょう。
という事は意図的な中傷であると判断せざるを得ません。
テレビに出て来る資格無しです。
知らずにコメントしているなら、そもそもコメテーターの資格無しです。
田中雅子氏は、この程度で経営コンサルティングなんかしていて大丈夫でしょうか。
ここまで書いたところで秘書から、この件については番組で、小倉智昭氏が謝罪しているとの情報がありました。
私やこの母親や少女に代わって、多くの方が番組に抗議して頂いた結果でしょう。
これは正にネットの勝利ですね。
コメンテーターは公共の電波で発言する以上その発言に対する批判を引き受ける覚悟をすべきです。

私と共に闘って頂いた皆さんに感謝します。

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